【考察】主フ論~家事は誰がするものなのか~

主婦・主夫の皆様こんにちは。
主フ歴26年のトミーです。

さて皆さん、家事は誰がしてますか。
昭和、平成、令和と時代が変わっても主フがほとんどしてる事が多いと思うのは気のせいでしょうか。
そんな主フたちの悲鳴がよく聞こえてきます。

ここではわたしの考える「主フ」のあり方をお伝えしようと思います。

家事とはなにか

家事とは
」の仕「

身体の健康を保つために食事を作る、心の健康を保つために家の中や衣類を整える。

これらは人間が人間らしく生きるために誰しもが必ず行わなければならない事です。
しかし長らく女性がそのほとんどを担ってきました。
戦後、働き方や人々の生活がガラリと変わり男女平等が叫ばれても根底に根付く価値観はなかなか変わりません。
高度成長期以降、家事の位置付けはむしろたかが家事といったような軽いものとして扱われ、金銭を得る仕事の方が上であるといった価値観が生まれてきたのではないでしょうか。

親がいつまでも元気に生きているわけではありません。
パートナーが突然亡くなる事もあります。
何よりも自分が生きていくための仕事の一つに家事があるのです。

家事と主フの関係

わたしにとって「主フ」とは、その家庭の「管理責任者」であると考えます。
責任者であるからこそ仕事(家事)の配分を考え家族の誰に何を任せるかを考え指示したり、在庫の管理を行ったりするべきです。
最終的な責任を持つことが主フの仕事ではないでしょうか。
決してプレイヤーであることだけが主フの仕事とは言えないと思います。

昭和の時代、特に私たちの世代は男の子が家事をする事が良いように思われていませんでした。
今では当たり前に行われている家庭科の授業は男子はほとんど受けていません。
親も男の子だからとさせなかった家庭も多かったように思います。
そして女の子も勉強をしていい会社に就職できるよう家事の手伝いよりも勉強の方に力を入れていた家庭も多かったでしょう。

人間が健康に生きていくために大事な家事を軽いものにしていったような気がします。

夫婦間の家事はどうあるべきか

夫婦間の家事の割合は、家にいる時間や負担に応じて臨機応変に配分しましょう。
決して稼いでる金額で配分してはいけません。

例えば毎日家にいて数時間だけ投資で一日50万円稼いでる人と、毎朝6時に家を出て残業して22時に帰ってくる人では、前者の人が家事を多く負担した方がお互いラクに暮らせますよね。
後者の人も風呂に入った後洗うくらいならできると思います。
誰かに寄っかかるんじゃなくてお互いに支え合う気持ちで暮らしましょう。
そして必要であれば、機械を導入していくことも考えましょう。

子どものしつけとしての家事はどうあるべきか

夫婦間とは別で、子ども達には積極的に家事をさせていきましょう。
子どもは生きていくための知識や習慣を覚える必要があるからです。
例え専業主フでも管理責任者として子どもにさせてください。
最終責任は主フが担えばいいことです。

させるときは○○しなさいだけではなく、なぜそれを行うのか、なぜその方法で行うのかを伝えるとわかりやすいと思います。

最後に主フとは

主フは管理責任者として家族がつつがなく家事を遂行できるよう整えることが仕事です。
整理整頓しやすい収納、毎日清潔な家を保つシステムをつくる事。
そしてそれらを毎日ラクにできないと意味がありません。
がんばって一生懸命やればできるシステムは、すぐに破綻します。
家事は毎日あり終わりがありません。
体調が悪い時もそれなりに整う方法を模索しましょう。
家族がめんどくさく思うところには何か問題があるのです。
個人の特性か習慣か、それともシステムの問題なのか。
それを見極めて日々改善していきましょう。

それではより良い生活を楽しみましょう。
トミーでした。

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